Webプロジェクトマネジメント標準」を元に、自分自身が理解しやすいような形で要約メモしておきたいと思います。

見落としやすいコミュニケーション問題

まずはステークホルダー(顧客)を知ることです。

  • リテラシー度合い
    Webに関する理解度や知識
  • 組織の構成やプロジェクトへの影響力
    クライアントのプロジェクト・チームの成り立ちや影響力、プロジェクト・マネジャーの決裁レベル
  • 隠れたステークホルダーの存在
    社内の情報システムグループ、子会社や親会社、経営層など

コミュニケーション・マネジメント計画書に記載するべき項目は以下です。

  • コミュニケーション項目
    ステークホルダーに配布する情報
  • 目的
    情報を配布する理由
  • 責任者
    誰が配布するのか
  • 書式/メディア
    配布情報の内容や伝達手段(メーリングリスト/プロジェクトスペースなど)
  • 頻度
    情報を配布する頻度(週1回/定例ミーティング後など)

コミュニケーション・チャンネル数=メンバーの人数×(メンバーの人数−1)÷2
なので、解決策としてクライアント側と制作側でそれぞれコミュニケーションの窓口を決めること。クライアントからメールで質問があった時に、「誰かが答えるだろう」と質問を放置してしまうことも防げる。

オンライン共有ツール・プロジェクト管理サービスなども積極的に使用していくと、コミュニケーションだけでなく、生産性も飛躍的に高めることができる。

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