もくじ
「ザ・コピーライティング」を元に要約メモしておきたいと思います。
やはりなんかこう「アメリカのセールスっぽい感じ」が漂う本です。
マーケティングというのは、需要不足・供給過多の時代に生まれたものということが定説らしいですが、そういう時代にこういうコピーが生まれたのだな〜という感じです。例文もたくさん引用していこうと思ったのですが、あまりにうさん臭いチラシのような雰囲気なので止めました。けどメモしておきたいことも多かったので、書こうと思い立った次第であります。
ちなみに本書とは関係ありませんが、梅沢俊敬さんのコピーが好きです。
「あなたが いま辞めたい会社は、あなたが 入りたかった会社です」
こういった日本人的な感覚が、心にグサリと刺さります。
見出しを書く5つのルール
- 得になるものを必ず盛り込むこと。相手が欲しいものがここにある、と見出しで知らせる。
- 新製品や従来製品でも、新情報があれば、それを見出しで大々的に伝える。
- 好奇心を刺激するだけでは終わらないようにする。好奇心を「新情報」や「得になる」と組み合わせる。
- 明るい面、プラス面から見て書く。
- 手っ取り早く簡単に、欲しいものが手に入ることを信頼できる内容で知らせる。
35の見出しの型
- 見出しを「ご紹介」で始める
- 見出しを「発表」で始める
- 発表のニュアンスがある言葉を使う
- 見出しを「新」で始める
- 見出しを「いま、さあ、ついに」で始める
- 見出しを「とうとう、いよいよ」で始める
- 見出しに日付や年を入れる
- 見出しをニュースネタ風にする
- 価格を見出しのメインにする
- 割引価格をメインにする
- 特価品をメインにする
- 支払いの簡単さをメインにする
- 無料提供をメインにする
- 役に立つ情報を提供する
- 「エピソード」を伝える
- 見出しを「○○する方法」とする
- 見出しを「どうやって、このように、どうして」とする
- 見出しに「理由、なぜ」を入れる
- 見出しに「どれ、どの」を入れる
- 見出しに「他に(誰か)」を入れる
- 見出しに「求む」を入れる
- 見出しを「これ、この」で始める
- 見出しに理由の「〜だから」を入れる
- 見出しに仮定の「(もし)〜なら、(もし)〜しても」を入れる
- 見出しに「アドバイス」という言葉を入れる
- 見ファしを証言スタイルにする
- 読み手を試す質問をする
- 1ワード見出しにする
- 2ワード見出しにする
- 3ワード見出しにする
- いまはまだ買わないように伝える
- 広告主から相手に直接語りかける
- 特定の個人やグループに呼びかける
- 見出しを質問形式にする
- ベネフィットを事実と数字で伝える
どんぴしゃりの訴求ポイントを見つけるには
- セックス、セックスアピール
そのものの肉体的行為だけでなく、愛情、好意、友情も含む。 - 欲
物であれ心であれ、お金で買えるあらゆるもの。 - 不安
いまあるものを失う不安、手に入れたいものが得られない不安、あるいはその両方。 - 義務感、自尊心、プロ意識
自分が得することではなく、自分の仕事を通じて相手にとって1番いいこと。
効くコピーはこう書く
お薦めのコピー13タイプ
- 単刀直入なコピー
- エピソードコピー
- 「あなたと私」コピー
- 想像力をふくらませるコピー
- 事実そのものずばりコピー
- 事実+独自スタイルのコピー
- ありのままを伝えるコピー
- ベタ褒めコピー
- 署名入りコピー
- 書籍タイトル風コピー
- ティーザーコピー
- 記事広告コピー
- 競合比較コピー
慎重に使うべきコピー3タイプ
- 名刺コピー
- お利口コピー
- ユーモラスなコピー
- 詩的なコピー
- きざなコピー
- 信じてもらえないコピー
こうすればもっとお問い合わせが増える32の方法
- オファーを見出しに入れる
- 「無料」という言葉を強調する
- オファーを小見出しにする
- パンフレットやサンプルを写真で見せる
- オファーをコピーの冒頭で説明する
- パンフレットのタイトルで引きつける
- 提供するパンフレットを効果的に説明する
- パンフレットに有名人のまえがきを入れる
- 利用者の証言を入れる
- オファーに色を付ける
- 応募用紙を入れる
- クーポン自体の価値を明記する
- クーポンにもセールスコピーを入れる
- どの広告にも応募先は2箇所に入れる
- 電話番号を入れる(フリーダイヤルならなおよし)
- 注文用のFAX番号を目立たせる(フリーダイヤルならなおよし)
- 「購入義務は一切ない」ことを強調する
- ある種の情報は中身がわからないようにして送る
- いますぐ行動するように促す
- 料金受取人払の返信ハガキをつける
- 2つ折りクーポン(返信ハガキ)をつける
- 新聞折込を利用する
- オファーを何種類かテストしてみる
- 広告を何種類かテストしてみる
- 最適の媒体を利用する
- いろいろな層からおいしいとこ採りする
- 最も効果的な広告サイズを選ぶ
- 長いコピーにする
- 1番効果的なシーズンを活用する
- 新聞・雑誌の1番効果的な場所に掲載する
- 通販のカギつき広告を研究する
- 結果を記録する