「さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学」を元に、要約メモしておきたいと思います。
「キャッシュ・フロー」とはなにか?
- キャッシュ・フロー=現金の流れ
- キャッシュ・フローがよい→現金がいっぱいあること
- キャッシュ・フローが悪い→現金がないこと
- キャッシュ・フローの考え方
→「いつも現金を持つ」ためにはどうすればいいのか考えたり、「資金繰りをよくする」ために現金の出入りに気を配ったりと、「現金の動き」から物事を見る
クレジットカードのカラクリ
- ワリカン金融=ワリカン時にカード払いを繰り返すことで、無利子でお金を借り続ける方法
- クレジットカードは、お店側がカード会社に手数料を払うので、利用者には利息はかからない
キャッシュ・フローが重視される理由
- 「利益」よりも「キャッシュ・フロー」を重視する会社が増えている
- キャッシュ・フローは現金しか考慮に入れていないが、利益は目に見えない負債なども考慮に入れている
- お金があることと儲かっていることとは別次元の話
- 「利益の視点」「キャッシュ・フローの視点」など、複数の視点・指標を持つことで、はじめて会社の経営状況を正確に把握することができる
個人が一番重視すべき指標は「フリー・キャッシュ・フロー」
- フリー・キャッシュ・フロー=自由に使えるお金の額
- フリー・キャッシュ・フローで、会社の中長期的な力を見ることができる
- 個人版のフリー・キャッシュ・フロー=収入から生活費や保険といった最低限不可欠な出費を引いた残り
→生活のゆとりや豊かさの程度を表す - フリー・キャッシュ・フローを常にプラスにしておくことが大切
- 会計の分析では、1円単位の計算は無意味。大局をつかむことこそが大事
- 家計も大ざっぱな大局をつかむことが大事
→忙しいビジネスパーソンに求められる「会計のセンス」