「「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 禁じられた数字〈下〉」を元に、要約メモしておきたいと思います。
「費用対効果」をよく使う人にご用心
- 費用対効果が便利な理由
- どんな場面でも、だいたいお金が関わる
- 費用対効果の「効果」はオールマイティ
- 費用対効果=前提がおかしいもの、効果の対象があいまいなものも
→使っている人の頭の中でしか成立しない「関係のない数字」「卓上の数字」、つまり「禁じられた数字」が発生 - 会計人の思考=いかに少ないお金で最大の効果をあげられるか
→効率化
「効率化」は成功への最短距離か?
- 効率化の前提
- 改善すべきムラ・ムダを把握
- 状況を一変させるアイデアが存在
- 準備なき効率化は人や会社を疲弊させる
→卓上の数字だけで計算した効率化は、ムラ・ムダならぬムリを生む
「目先の利益」と「長期的な利益」
- 効率化=目先の利益を優先させる考え方
→長期的に見れば、利益を失うことになりかねない - 現状の会計制度・成果主義
→会計的な考え方をする人(会計人)ほど、目先の利益を追いがち
→あとになって自分の行動を縛る
デキる人は「二分法」で話す
- 二分法の利点
- 論理的に見せる
- 複雑なものをシンプルに
ビジネスは「会計的な行動」と「非会計的な行動」から成り立つ
- 会計的な行動=「低コストでいかに効率的に稼ぐか」という行動
→経営が不安定になるという弊害が発生 - 非会計的な行動=経営を安定化させるために行われる、リスクを低下させる、非効率な(コストがかかる)行動
- 「食い逃げされてもバイトは雇うな」
→会計の視点からしか見ていない短期的な考え