「「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 禁じられた数字〈下〉」を元に、要約メモしておきたいと思います。
ビジネスと会計では世界が180度違う
- 会計は科学=どんな環境でも同じ結果
- ビジネスは非科学=環境が異なれば、結果も異なる
→「会計がわかればビジネスもわかる」は根本的に間違い
会計的な視点が必要な理由
- 会計的な視点(金額重視主義)
→ふだんの生活では身につかない考え方
→新たな視点、先入観や常識を一度壊してくれる
→感情に流されない合理的判断 - 人は金額とは異なる基準をもとに幸・不幸を感じる
→自分の感覚的な基準で判断
代表例:前年との比較、お得感
→勘定を優先することと、幸せかどうかは別問題
→会計的な視点を一度取り入れたのち、「感情」か「勘定」かを選べばいい
会計は世界の1/2しか語れない
- あらゆる経済活動は、会計と非会計のバランスをとりながら動いている
- 会計の発想から生まれるもの
→どんなに優れていても、「会計側の世界」しか語れない
上下巻のタイトルの意味
- ビジネスでも生活でも、大事なのは複数の視点を常に持つこと
- 「食い逃げされてもバイトは雇うな」→単一の視点こそ大間違い