「アパレル業界の動向とカラクリがよーくわかる本」を元に要約メモしておきたいと思います。
アパレル業界の構成メンバー
- 川上:原料の生産
- 紡績メーカー
- 合繊メーカー
- 染色加工業者
- テキスタイル業者
- 商社
- 川中:商品の生産
- アパレルメーカー
- 縫製メーカー
- 卸売商・問屋
- 川下:小売への流通
- 百貨店
- GMS
- 専門店
世界に誇る日本のテキスタイル産業
国内産地企業が一体化して、素材開発や効率的な販売で連携しようという取り組みがスタートした。総合繊維見本市のジャパン・クリエーション(JC)など。
アパレル卸商の実態と特徴
日本のアパレル卸商は7種類の企業タイプに分けることができる。
- 中央卸商(アパレルメーカーの多くはここに分類される)
- 地方卸商(掛売卸と現金卸の2種類がある)
- 産地卸商(いわゆる産元商社)
- 海外メーカーの代理店
- 輸入商社
- 金融商社(いわゆるバッタ屋)
また、アパレル卸を機能別に分類すると、製造卸と製品卸に分かれる。
アパレル小売業の実態
小売業は大きく分けて、百貨店、GMS、専門店の3種類。
しまむら、ハニーズ、ユニクロなど、売上を伸ばしている企業の共通点は「利益性の高い商品群への集中」「サービス体制を強化した売場オペレーション」「売れ筋を的確にフォローする商品投入体制と物流体制の整備」。