もくじ
「IA100 ユーザーエクスペリエンスデザインのための情報アーキテクチャ設計 」を元に、要約メモしておきたいと思います。
13_情報アーキテクチャ設計のプロセス
IA設計プロセスを構成する2つの軸と5つのステージ
- まずは観察してさまざまなデータを集める
- そこからフレームワークを作ってモデル化・パターン化を行う
- こなすべきことの原則である要求事項を導出する
- 最終的には具体的な解決案を構築する
- さらにその結果をもとに観察という反復を繰り返す
14_情報アーキテクチャ設計に必要な知識と能力
関連領域と、メタ化能力およびワークショップファシリテーション
メタ化能力とは、物事を俯瞰で見てそれらがどういった枠組みなのかを捉える能力。ワークショップファシリテーションとは、ワークショップを企画・進行する能力のこと。
15_分析フェーズ
IA設計のための3つの前提条件「ユーザ」「コンテンツ」「コンテキスト」を検討する
- ユーザ分析
利用者のモデル化を行う。 - コンテンツ分析
既存コンテンツなどをリスト化し、特徴の抽出を行う。 - コンテキスト分析
目的の明示化を行う。
16_統合フェーズ
分析フェーズで得られた前提要素を統合し、解決案を検討する
一般的なWebサイト構築では、大きく「設計・デザイン」と「開発・制作」の2つに分けられる。設計・デザインフェーズでは、全体のコンセプトとなるユーザエクスペリエンス方針を定義し、その内容に伴って情報アーキテクチャ、ビジュアルコミュニケーション、テクノロジー設計を行う。開発・制作フェーズでは、各ページデザイン、システム開発などが行われる。
17_誰が情報アーキテクチャを設計するか
プロジェクトの中でIA設計担当者を明示化する
18_ワークショップ型で行う設計
情報アーキテクチャ設計手法としてのワークショップ
コンテンツ分析やユーザ分析を行う時は、可能な限りワークショップ型の形式で関係者を巻き込んで行う。カードソーティングやブレインストーミングなど。
19_ドキュメンテーション
情報アーキテクチャに関する納品物
- 用件定義書(サイトの方針、プロジェクトの概要、ロードマップ等)
- ユーザ分析レポート(調査内容、ペルソナ・メンタルモデル)
- サイト評価レポート(現状分析、競合分析、ログ分析)
- コンテンツインベントリ(既存コンテンツ、新規コンテンツ)
- サイトコンセプト(ストーリーボード/シナリオなど)
- サイトストラクチャ(サイトストラクチャ・画面フロー、ナビゲーション)
- 画面設計書(ワイヤーフレーム、ラベル定義)
- 他の仕様書(ナビゲーションルール、ラベリングルール)