IA100 ユーザーエクスペリエンスデザインのための情報アーキテクチャ設計 」を元に、要約メモしておきたいと思います。

30_コンテンツ分析の意義と全体像

情報を分類し整理するコンテンツ分析フェーズ

「コンテンツ内で扱われるコンテンツの性質を正しく知る」ことや「情報を分解し、コンテンツ間の関係性や情報の持つグループを明らかにする」といったことを行う。

31_コンテンツ分類と情報の発展

「分類」ということを理解する

「情報を探す」行為のさまざまなパターン

  • どういった規模でひとつのサイトとして切り出すか
  • グローバルナビゲーションに用意する項目をどのようなものにするか
  • 製品情報やコンテンツなどが将来的にどんな規模になるか

32_5つの帽子掛け

情報を組織化するための5つの視点

  • カテゴリ:類似性や関連性
  • アルファベット:名前の順
  • 時間:年代別
  • 位置:地理的や空間的関連性
  • 階層:量の大小、長さの長短

33_コンテンツの追加と更新

コンテンツは変化する前提でとらえる

  • ニュースリリースなどの情報
    後々どのような使われ方をするのかを想定する
  • 製品情報
    製品ジャンルか製品自体が増えていくかによって修正される階層が変わる
  • 会社情報、地図などの情報
    更新頻度が低い情報にCMSを想定してしまうと、表現の自由度が低くて更新頻度も下がるという結果になる
  • イベントなどの情報
    開催前には告知で、開催後には報告となり、その性質が変化する。

34_既存コンテンツの再利用

サイトリニューアル時におけるコンテンツ移行の観点

  • コンテンツ構造の見直し
    章立てやページ構成の再検討。検索エンジン対策や再利用性の観点からも、1ページに1トピックとなっていることが望ましい。
  • ページ情報構造の見直し
    各ページの内容を、エリア、コンテンツ要素の観点から類型化する作業。
  • 表現の見直し
    全体のデザインルールに基づくスキン、レイアウトの統一化。

35_カードソーティング

情報をグルーピングするための効果的な手法

  • モジュール化
    情報をどのような単位で切り出すかを検討し、元情報を切り出す
  • カード化
    切り出した情報をカードにする
  • グループ化
    カードをホワイトボード上に並べ、似たような内容をグループ化する
  • ラベル付け
    グループごとに、それが何を表しているかを検討してラベルを付ける

36_コンテンツモデリング

コンテンツ同士の関係性を整理する

あくまでもコンテンツ側の観点で情報の関連を整理しておくことがポイント。別に検討するユーザ観点と合わせることで、ユーザニーズの反映とコンテンツ情報のつながりの両方を反映させたナビゲーションを設計できる。

37_コンテンツインベントリ(目録)

ページではなくコンテンツ単位で全体像を把握する

全体の開発工数やスケジュールが明確になる。

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