IA100 ユーザーエクスペリエンスデザインのための情報アーキテクチャ設計 」を元に、要約メモしておきたいと思います。

38_コンテキスト分析の意義と全体像

サイト設計のゴールと制約条件を明確にする

  • プロジェクト目的の明確化
    達成したい目標、ユーザへ与えたい価値を明確にする
  • 費用
    ゴールまでにかけて良い費用
  • 正しい現状の理解
    現状のサイト評価、競合の分析

39_Webプロジェクトの全体像

タスク全体を考慮しながら情報アーキテクチャ設計をとらえる

  • 呼び込み
    どうやってそのサイトに訪れてもらうか
  • もてなし
    情報アーキテクチャ設計が最も関わる部分
  • 運用
    どういった規模でどの部分に対応するか

40_ビジネス用件定義

ビジネス目標に基づいて手段を選択する

前提としてどういったビジネス目標を達成したいのか、何をもって成功と見なすのかという観点。

41_ユーザへの提供価値定義

ユーザにどういった価値を提供しようとしているのかを明確化する

Webサイトやサービスが、ユーザのどのニーズに応えるのか、競合とは何が違うのかを明示する。

42_ロードマップ

長期的な観点でプロジェクトを計画する

その階層ごとに実施フェーズを考え、長期プランを設計する。

43_現状分析

サイトの課題点と効果を上げている点を理解する

  • ヒューリスティック評価
    構成、UI、デザイン、文言などの一貫性、整合性などのレビューを行う
  • ユーザビリティテスト
    ユーザにサイトを使ってもらって問題を発見していく
  • ログ解析
    コンテンツの利用頻度やプロモーションの効果について分析する

44_ヒューリスティック評価

さまざまな側面からサイトを評価し、課題を抽出する

  • サイトストラクチャ
    サイト構造、情報分類方針、ページフロー
  • ナビゲーション
    ページ間やサイト全体でのナビゲーションルール
  • ラベル
    メニューや見出し、本文などの文言
  • ページデザイン
    エリア定義、グリッドシステム、カラースキーム、タイポグラフィ
  • ユーザインターフェイス
    リンクやフォームなどのインタラクティブな操作
  • アートディレクション/ブランディング
    ブランドイメージを適切に伝えられているか
  • コンテンツ内容
    コンテンツの文章や図表など

45_ログ解析

アクセスログからユーザの行動を読み取る

46_ベンチマーキング

競合企業のサイトを調査し、自社の位置付けを理解する

サイトストラクチャ比較、相対的なポジショニング、サービス有無と内容の比較

47_他サイトのサイトストラクチャ分析

ストラクチャから、そのサイトの意図や特徴を把握する

  • どのようなユーザを想定しているか
    ナビゲーションのカテゴリやラベル名などから、対象としているユーザを推定する
  • 主動線と副動線
    階層型構造での主動線と、関連ナビゲーションやダイレクトナビゲーションなどで対応している副動線が用意されていることが多い
  • ナビゲーションルールとその画面デザインへの反映
    ナビゲーションが、どのようなルールで画面デザインに反映されているか
  • どのような検索軸が用意されているか
    検索軸と優先順位、使い勝手など
  • トレードオフとしている箇所
    競合する要因のどちらを採用しているか

48_クリエイティブ・ブリーフ

設計の前提をドキュメント化する

49_実施施策の優先順位付け

さまざまな観点から優先順位を検討する

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