iPhone と iPad とでは、充電に必要な電力が違います。
そういえば高校の修学旅行で 200V のコンセントにドライヤーを差し込んだら火を吹いて壊れましたよ(笑
素敵な思い出ですが、iPhone や iPad が火を吹かないためにメモです。
「電圧(V)×電流(A)=電力(W)」の関係はよく水道に例えられますが、電圧(V)は水道のハンドルのひねり具合、電流(A)は水道の蛇口の太さ、その水の力が電力(W)です。
- iPhone 用のアダプタは「Output 5V-1A」と書かれているので 5W
- iPad 用のアダプタは「Output 5.1V-2.1A」と書かれているので 10W
iPad は充電に 10W の電力を必要とするので、iPhone 用のアダプタでは電力が足りず充電に時間がかかります。その場合「充電中ではありません」と表示されますが、ちょろちょろと充電はされているようです。
逆に、iPad 用のアダプタで iPhone を充電するとどうなるかというと、計算上はより早く充電が完了するハズですが、iPhone 3G/3GS では推奨されていませんね。iPhone 4 は公式に iPad 用のアダプタも使えると記載されているので問題ないと思います。