ギフトカードとは、つまりプラスチックカード型の商品券のことです。例えば、コンビニや家電量販店で売っている iTunesカードがそうですね。購入後に自分のアカウントにチャージして使うことができます。
ネットショップとリアルショップとを運営している場合には、このギフトカードを使った販促が考えられると思います。その他、リアルショップのみで会員カードとしての利用も多数成功例があるとのことで、担当の方にそれぞれお伺いしましたのでメモです。
ASPサービス提供会社のギフトカード
リチャージ型と使い切り型があり、リチャージ型は会員カードとして、使い切り型は販促用としての配布として使用できます。カード作成もASPサービス提供会社を通じて行います。システムの組み込みは、ASPサービス提供会社に PHP などのモジュールとマニュアルを提供してもらい、こちらでショッピングカートへの組み込みを行うという流れになります。
チャージ金(前払金)とポイントの違い
例えば 500ポイントを500円で購入するとそれはチャージ金。ポイントはあくまで商品購入額に対して付与するものです。チャージ金の有効期限、一度のチャージ金額、限度額なども自由に設定できます。その他、チャージ額ごとのポイント付与率の設定が可能だったり、リアル店舗で端末を介してのチャージなども行えます。
キャッシュフローの改善(プリペイドなので前受金が入る)
10,000円のものを8,000円で売ると8,000円の売上が立ちます。10,000円のものを10,000円で売ると10,000円の売上が立ちますが、その代わりに2,000ポイント付与したとすると、12,000円の売上が立つことになります。
家電量販店が「現金値引きとポイント還元」として行っている仕組みですね。10,000円のものを9,000円で売り、1,000ポイント付与することで、お客様は実質8,000円で購入できることになり、お店側は10,000円の売上が立つことになるのです。
自家型発行者と第三者型発行者の仕組み
このギフトカードは自家型発行タイプとなり、チャージ金額の総計が一千万円を超えた場合にはその1/2を国に預ける必要があります。
»商品券等の法制度について : 金融庁
このあたりが、個人事業主ではギフトカードの発行が難しい理由です。何はともあれ、チャージ金額の合計が一千万円に達する頃には間違いなく法人化していると思いますね。
ポイント交換サービスについて
例えば Amazon で貯めたポイントを楽天に持って行ったり、銀行のポイントに変更して現金に換えるなどが出来るサービスです。実際の交換先としては、銀行ポイントで現金への交換が全体の8割とのこと。
»広告特集 ”一見”をつくり”常連”をつなぐギフト・プリペイドカード特集 | 投資・経済・ビジネスの東洋経済オンライン
»ギフトカード、ポイントカード、メンバーズカードのASPシステムを提供するrepica(レピカ)
»Vesca -ベスカ- | オリジナルギフトカード・ポイントカード・プリペイドカード