お客様と販促の関係
これらのことは、なにもマーケティングやブランディングの話ではなく、自身のブランドに対する熱意やブランド哲学そのものからにじみ出てくるものです。どんなにフレームワークを持っていても、熱意がないところからは決して良いサービスは生まれて来ないでしょう。
大きな分類
- 既存客(1年以内に利用したことがあるお客様)
- 過去客(1年以上利用したことがないお客様)
- 見込み客(存在を知っている/知らない)
新規顧客を増やす
基本ですね。いくら待っていても人は来てくれません。見込み客に対してこちらから積極的にアプローチを行います。
まずはインプットしてもらうことが目的
ネットショップでは、OPEN と同時にいきなり商品が売れ始めるということはまずありません。まずは数々のお問い合わせをいただくことになるでしょう。1年目は広告やPR期間と考え、2年目から利益を出していく考え方が基本となります。
コンバージョンレート(購買率)は平均で約5%です。アクセス数からおよその月間売上が見えてくるでしょう。
過去客を呼び戻す
過去客にアプローチを行います。新規顧客よりも、過去客にもう一度利用してもらう方が可能性は高いです。そして、既存客を減らさないことは何よりも大切なことです。
いつ求められているのか
1年のうち、暇な時期にどんなに販促を行っても効果は出にくいです。売上の高い時期にタイミングを合わせて新規集客を行った方が反応は高いものとなります。上をより高くすることで、下を底上げするという考え方です。
広告やPRにどれだけお金を掛けられるか
1人のお客様が生涯で生み出す売上のことを顧客生涯価値(LTV -Life Time Value)と言います。たとえば「年間売上3千万円÷年間お客様数1000人=3万円」となり、1人の新規顧客を獲得するのに3万円まで使って良いという計算になります。
広告費は非常に削られやすい項目ですが、広告に10万円掛けられるかどうかは計算で判断できます。
ネットショップでのメール送信
ネットショップから送信するメールの種類とその目的を明確にしておきます。
- 受注確認メール(注文内容の確認)
- 発送連絡メール(伝票番号の連絡)
- フォローメール(間違った商品が届いていないか、ご迷惑をお掛けしたことはなかったか)
- ポイントの有効期限メール(最終購入日から1年たったお客様への連絡)