「書き言葉」ではない「話ことば」
僕のまわりには、ひらがな使いのプロが何人かいます。プロといっても、DHって聞いて「ああ電博ね!」とかわかっちゃうギョーカイな人のことではないです。わかっちゃった困ったちゃんは「#好きな広告業界用語(Twitter)」でニヤッとしてきてください。
ネットをはじめ文字でのコミュニケーションは、ことばで伝えるよりも10℃は温度が下がるものです。SNS や友だち同士のメールなどでは、文字が整理された「書き言葉」である必要はありません。
日本語にはひらがなカタカナ漢字がありますが、それぞれに特徴がありますね。あ、あと数字もあった。
ひらがな
- まあるい
- やわらかい
- 画数がすくない
カタカナ
- 直線が多くてシュッとしてる
- 異国や異星のイメージがある
- 「そういえばカタカナちゃんは」のように名前にカタカナを使うと読点(、)がいらなくなったりします。
ひらがなで「そういえばかたかなちゃんは」ではやっぱり読みにくいので「そういえば、かたかなちゃんは」と読点をうたなくちゃです。
でもでも、名前にカタカナを使うとなんかいきなりシュッとした異星人のイメージになりません?
漢字
- 画数が多くて重いので、そこで目がとまる。それを利用して句読点のようなつかいかたもできる。
たとえば「下さい」はちょうだいという意味なので、お願いする場合は「ください」が正解です。「すいません」は話しことばなので、書き言葉では「すみません」が正解です。「ゆうたのに」は「言ったのに」が正しいです。
ですが、そんなことはわかっておるのです。文字のコミュニケーションでは「話ことば」を使ってみるのも手かもしれません。すべて漢字に変換すればいいっちゅーもんじゃないんです。話すときに抑揚をつけて遊ぶように、文字のときも言葉遊びできるんだよってことです。
ただ、ただですね… あまりひらがなを多用しすぎるとホントにバカかと思われることがあるので気をつけたいところではあります(笑
いや、でもバカだと思われてるくらいが一番ですよね。