先日セミナーで、東京ウォーカー編集長のお話を聞くことができました。編集に対する、さらには読者への非常に強い愛情が伝わってくる内容でした。
また、どんな方がこのセミナーに参加しているのだろう? とすごく興味があったのですが、お店やブランドに対する愛情や情熱を持った方ばかりで、とても良いご縁もありました。
小手先のテクニックやビジネス書で読んだ他の誰かの言葉ではなく、その人の経験から導き出されたお話というのはライブ感がありますよね。人間臭のする話が大好きです。
東京ウォーカーに限らず、おそらく多くの雑誌がそうだろうという現状
- 編集会議〜リサーチ・取材〜デザイン〜校了の関係上、発売の約1ヶ月前には内容が決まっているので、プレスは1ヶ月前までに
- 一日に送られてくるプレスリリースの量は、封筒(50〜70通)、FAX(80〜100通)、メール(80通以上×スタッフの人数分)
- プロダクトアウトではなくマーケットインが基本
- 商品に対する愛情、ストーリーが欲しい
- 雑誌に取り上げられたことでテレビの取材のきっかけになることはあるが、すでにテレビに取り上げられた鮮度の落ちた情報を雑誌が扱うことはあまりない
編集のプロとは
- 新しい関係性を発見していく
- 情報を区別してターゲットをセグメントする
- 美味しそうな写真などで五感に訴えかけているか、足りないものはなにか
- セレンディピティ
- 数学のように、仮定を立ててそれを証明していく
- 「ラク」「トク」「ワクワク」女性にしてもらうキーワード
- 5W1Hは基本
愛だろ愛
これにつきるのだと思いました。ユーザー読者を消費者とみるのではない。ユーザーの利益を考える。ご奉仕させていただくという姿勢。