「創造性とは何か」を要約メモ。
良いリーダーは、「君はこれをやってくれ、あとは君に任すよ」と課題を明確にして、それから先は信頼して任せてくれる人。
悪いリーダーは、うるさく口を出すし、作業のやり方まで立ち入って干渉する。
創造性とは「ひと仕事やってのける能力をもつこと」であり、「創造性とは問題解決の能力である」。
- 自発的
その仕事を自発的に行えば行うほど、そこに創造性と言いたい何かがあるということ。 - モデルのなさ
その仕事をやるのに、こうすればできるに決まっているというモデルやお手本、マニュアルがなければないほど創造的。 - 切実性
その仕事をやることが冗談や酔狂ではなく、自分にとって切実であればあるほど創造的になる。
「永遠の今」とは、「今」の中に過去が含まれ未来が含まれているという感じ方から出てきたもの。
創造的行為というものは、自分でも犯すことのできない、何か畏敬の念を抱かざるをえないようなものを、そこから生まれでたものに対して感じるものであって、同時に、深い愛を抱くものである。
「ふるさと」とは、子どもから大人になる途中で、子どもながらに全力で創造的行為を行い、それをいくつか達成した、そういう達成体験が累積した場所。
[→未来]という未来向けの矢印の累積したところが、いつまでも離れがたいふるさとになった。
創造的行為は、まずその対象となるもの「客体」を想像するが、同時に、その想像を行う「主体」も創造される。
その行為を通じて主体と客体とは、非常に深い「愛と連帯感」で結ばれる。当座はきわめてホットな愛であり、時がたつと連帯という形で落ち着く。
強烈な創造的行為の場合は、ただ一回の体験だけでも、その場がふるさと化する。その創造的行為に繋がった人々は、また顔を合わせたがる。