Week12「遊休農地から畑を作れる強さを身につけて、障子をすぐに張り替えられる強さを身につけた」

DAY78「特別養護老人ホームの入所申し込み」
DAY79「農業はずっとここにある」
DAY80「灯油タンクが満タン」
DAY81「障子紙の張り替えすべて完了」
DAY82「バラとスズラン」
DAY83「ミニベロの納車とマウンテンバイクの入荷」
DAY84「グリーンカーテン成長中」

DAY78「特別養護老人ホームの入所申し込み」

特別養護老人ホーム（特養）で入所申し込みをしてきた。母はいまグループホームと呼ばれる施設に入所中だが、これがなにぶん利用料が高い。特別養護老人ホームは介護保険が適用されるので、「介護保険負担限度額認定証」を受けることで自己負担額を抑えられる。特別養護老人ホームは「要介護3以上」で入所できる。

日本は本当に高額療養費制度など医療制度がしっかりしている。介護にかかる諸々の費用をみるだびにそう思う。こういった実費をみると、生命保険は解約した方が良いのではないかという思いも湧いてくる。

家の側の川でカルガモのつがいが完全に交尾してた。そのうち雛たちが見られるのでは。

DAY79「農業はずっとここにある」

昨日に引き続き、特別養護老人ホーム（特養）2カ所で入所申し込みをしてきた。いつ入所できるかわからないけど順番を待つしかない。施設の職員さんと話をする中で、アルツハイマー型認知症で入所してくる人の中で、甲状腺ホルモンの異常による病気を持っている人の割合が極端に多いとのことだった。甲状腺と認知症は何か関連性があるのかもしれない。

畑のラディッシュの種が発芽してぐんぐん芽が出ている。これまで遊休農地だった所を耕して、土づくりをして、畝を立てて、苗を植えた。実際に畑を作ってみて、自分にとっては新しい経験となっている訳だけど、周りを見渡すと田畑が多くて農家さんが元気に農業をやっている。そう、農業はずっと日常としてここにあるし、何もめずらしいことではない。僕と同じように、何かをきっかけに農業を始める人もいれば、一生農業に触れない人もいる。

時として流行になってしまうものの中には、実際に一部ではその流れは起きているけど、その波が決して全体には及ばず、すべてが流行に飲み込まれることはない。お互いに自分の見る世界がすべてであり、自分の価値観が正義であるからだ。その生活をしない人は一生しない。人の価値観は変わり続けるのだと認識しない限りは、永遠と交差することなくただお互いがノイズとして生きていくことになってしまう。

たとえばブランドを広めていく段階において、広告的な広め方は諸刃の刃となることがある。一度バズってしまったら失敗で、双方の価値観の間に深い溝ができるきっかけとなるからだ。

でも農業は違う。農業はずっとここにある。いつでも誰でも触れることができる寛容さがある。自分の周りでも農地開拓を始める人が増えてきたなぁと思う。

遊休農地があれば、そこから土づくりをして畝をたてて畑を作れる強さを身につけた。

ガッツレンタカーを返却したあと、富山城の近くを歩いて駅に向かった。

DAY80「灯油タンクが満タン」

配達灯油の申し込みをした。この3カ月間で100Lくらい減ったので、とりあえず3カ月ごとの配達にした。8,11,2,5月のサイクル。雪国の家にはだいたい200L以上の灯油タンクがある。給湯器と繋がっていたり、そのパイプを室内まで引き込んでストーブのタンクに注ぐことができる。ポリタンクで灯油を買っていては効率が悪いからだ。