「Philips HueとNature Remoで自宅をスマートホーム化計画|Philips Hueの設定」に続き、Nature Remoを使ってエアコンとシーリングファンをiPhoneで操作できるようにしていきます。
Nature Remoの設定
エアコンと、
シーリングファンを、
この「Nature Remo」を介してiPhoneで操作できるようにします。
Nature RemoはHomeKitに対応していないので、iPhoneからエアコンまではこんな感じで繋がります。
iPhoneインターネットNature Remo赤外線通信エアコン
いずれNature RemoのAPIが公開されれば、IRKitのように無理やりハックしてHomeKitに組み込んでSiriで操作できるようになると思います。
赤外線リモコンで操作する家電をHomekit対応にする、homebridge-irkitの使い方
Raspberry Pi + HomeKit + IRKit = Siriで家電を音声操作できるようにする
また、Nature Remoは温度計、湿度計、人感センサー、照度センサー、ノイズセンサーを搭載しているので、今後のポテンシャルの高さも魅力ですね。赤外線リモコンを含めてこれらの機能はスマートスピーカーに搭載されるべきだと思うんですよね。
初期設定は本当に簡単です。この公式ページを参考に設定をサクッと済ませます。
はじめてのRemo — Nature
エアコンのリモコンを登録する場合は、そのメーカーと機種を判別してくれて、まるっと基本的なボタンの設定は完了します。それ以外のリモコンは1つ1つボタンごとに登録していく必要があります。赤外線通信のリモコンだったら何でも登録できるので、必要なくなったリモコンは仕舞ってしまいましょう。
エアコンとシーリンングファンが登録されました。
エアコンの操作に必要なボタンは最初から登録されています。外出先でも部屋の室温と湿度がわかります。
これで、無駄に2つもあったリモコンを仕舞うことができますよ。
現状、iPhoneのウィジェットに登録してここから操作するのが一番スマート。エアコンのボタンの配置を変更できないのと、数字のフォントやアイコンのデザインが美しくないのが残念ポイント。
ホームアプリのオートメーションと同じように、位置情報のもとにエアコンを自動的にオン/オフできるのですが、毎度毎度通知が来てしまうので「設定 > 通知 > Nature Remo」からオフにしておきます。
Nature Remoの情報はこちらです。
公式サイト
時を同じくして、このリモコンスイッチが生産終了したようですね。時代の移ろいを感じました。
リモコンスイッチOCR-04 07-0154美しいスマートホーム
前回の「Philips HueとNature Remoで自宅をスマートホーム化計画|Philips Hueの設定」のPhilips Hueと今回のNature Remoで、合計¥40,000ほどで家に命を吹き込むことができました。
HomeKit認定のデバイスであることが必ずしも最善の選択肢だとは思いませんが、ネットを介して家電を操作するデバイスは十分なセキュリティレベルを保っていきたいところです。自分が家にいない時間に意図せずずっとエアコンがフル稼働していてなんだか電気代が高いという程度だったらいいのですが、たとえば赤ちゃんが寝ている部屋のエアコンが意図せず操作されたらなどと考えると、赤ちゃんがいない僕でさえゾッとするのです。美しいスマートホームが作られていくといいなと思います。