12月の沖縄

やっぱり12月の沖縄はいい。空いてるし暑すぎない程度に暖かいし海で泳げるし、これで日本っていうのが最高。

米原キャンプ場の予約

――キャンプ場の予約が不安だった。

予約申請はFAXで行い、事前に銀行振込を済ませる必要がある。申請がギリギリで日数に余裕がなかったためか「石垣島に着いたらキャンプ所に行く前に市役所に寄ってほしい」と電話をもらった。「銀行振込の納付書を渡すからね」波照間（はてるま）さんはそう言っていた。

波照間さん「これ納付書ね。1階の売店の前に銀行があるよ。うん、そう、うんうん」
「銀行」と書かれた窓口で納付する。1日400円なので、いちおう滞在期間フルで予約しておいた。

――キャンプ場の予約が不安だったのは杞憂だった。メールやフォームもなく、FAXのみ。ここに来ればわかる。時間の流れが根本的に違う。キャンプ場の予約からもう生き方を試されているよ。

最初はどこからどこまでがキャンプ場なのかわからなかったけど、炊事場、ゴミ捨て場、トイレ、シャワーがある雑木林のエリア全体がキャンプ場。富野側の一番奥突き当たりを基地とした。奥に鳥の巣があるようで、夜中ずっと鳴いてた。カラスが常に食べ物を狙ってるので、荒らされないように注意。12月の米原ビーチは人が1日1,2組やってくる程度で、キャンプ場の利用者は他に誰もいなかった。ビーチでパンイチで昼寝した。

米原キャンプ場の運営が民間から石垣市の管理へと変わってからは、少し仕組みも変わったみたい。薪は用意されていない。電話で確認したけど、薪や炭は各自買って持ち込んで欲しいとのこと。何店舗かまわった限りでは、炭は売ってるけど薪は手に入らない。ビーチの流木を拾うしかないのでは。

レンタル電動バイク

石垣島はレンタル電動バイクが便利だ。ひとりの場合で、よほど車の方が良いという訳じゃなければ、この選択肢になると思う。レンタル料金は2,000円/1日。充電に追加料金は必要なく、島内の数カ所にあるステーションでバッテリーを交換する。
GO SHARE

シート下のヘルメットケースにUSBポートがあるので、そこでiPhoneを充電できる。スマホスタンドは付いていないけど、Apple Watchでナビするスタイルで快適に移動できた。

GO SHAREは、OTSレンタカーや安栄観光など地元の業者に、窓口とスペースを用意してもらって、運営代行をお願いしてるみたい。なので「別店舗で、予約日数を変更しての返却をして返金手続き」みたいな連携ができない。既存窓口と人的リソースを効率的に活用して新規事業を行う、コバンザメスタイル。

石垣島ヴィレッジ

石垣島ヴィレッジは、大衆居酒屋などが集まる複合飲食店。いわゆる無限。ドリンク3杯（うちビールは1杯まで）とお通しで1,000円というせんべろコースを掲げる「せんべろ風土」に入った。カウンターに案内されてぎゅうぎゅうの中だんだん楽しくなってしまって、その日は数店舗ハシゴして飲み過ぎた。酔っ払ってカメラ入りのバッグをどこかに置き忘れた。朝起きてから気がついた。

たまたま入った栄福食堂のおっちゃんに話したら、そんなことはどうでもよくなった。
栄福食堂

営業時間は8:30-23:00。基本呼ぶと出てくるスタイルなので、つまりは起きてる時間が営業時間。

酔っ払って移動している間、要所要所で写真を撮ってTwitterにあげたりしていた。それを追って、置き忘れたお店を特定できた。置き忘れたはバッグではなく記憶であった。八百屋という名前の地元色の強い焼き鳥屋に入ったあと、隣のまぜそば屋さんに入った。そこにあった。

西表島のミトレアキャンプ場

上原行きのフェリーが欠航で、大原から上原まで送迎バス。バスは目的地を伝えればどこでも止まってくれる。西表島は道が一本だから。
運航状況一覧 | 安栄観光

電源付きの固定テントの中は、クッションフロア4畳半という感じ。キャンプ場は貸し切りだったし、ほとんどの時間をくつろぎ処で過ごした。

さいごに

海に潜れば水族館だし、街に来ればせんべろなので、月イチで島に来たい。