「さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学」を元に、要約メモしておきたいと思います。
どの商売も「回転率」で稼いでいる
- 回転率=1日でどれだけの客をさばけるかという割合
- 回転律重視(薄利多売)の商売
- 回転寿司
- 牛丼屋
- 立ち食いそば
- 立ち飲み屋
- 格安床屋
- 映画館
- 「売り上げ=単価×数(回転率)」は永久不滅の法則
- 単価が高いと、売り上げや利益計画がブレる
- 単価を上げられないなら、回転率を高める
- 回転率を高めるために、あえて単価を下げるやり方もある
→ただし、お客は非常に流動的になる - 単価と回転率はセットにして考える
リピーターを作って稼ぐ
- リピーター=同じお店で何度もモノを買ってくれる固定客
- リピーターを作らない限り、いつか回転率は落ちていく
- リピーターが多い業種
- スポーツ
- タバコ
- テーマパーク(ディズニーランド)
- 家電量販店(ポイントカード)
「本当の人脈」の作り方
- 名刺を配りまくっても、人脈にはならない
- 100人の人脈を持つひとりの人物と深くしっかりとした関係を作る
- すでに知っている少数の人物を大事にする
監査のやり方
- 監査では、割り算を使って「率」を求めることで、さまざまな真実をあぶり出すことができる
- 監査は「木を見て森を推測する」
→すべてを調べるのではなく、重要そうな一部分だけを調べる方法(これを「リスクアプローチ」と呼ぶ)
リスクアプローチのやり方
- 全体的に見てもさっぱりわからないものは、ポイントを絞って見る
- ポイントの絞り方のコツは、「大きいもの」に絞り込むこと