「アパレル業界の動向とカラクリがよーくわかる本」を元に要約メモしておきたいと思います。
セレクトショップの未来
セレクト御三家と呼ばれているビームス、シップス、ユナイテッドアローズは、もともとピュアセレクト(純粋な品揃え型)を基本としてスタートした。それぞれのファンがついてくると、各社はPBを軸にした商品展開へと移行していく。
ホールセールクラブ
会員による毎払いの年会費で運営されている業態。アメリカでは「サムズ」や「コスコ(日本ではコストコ)」が有名。
無店舗販売への可能性
ネット通販などによって、地方にいて不便だから利用するという購買動機から、面白いものがあるから買うという動機へと変化した。
ショッピングセンター隆盛の理由
ショッピングセンター(SC)は、ディベロッパーである不動産会社や開発業者が商業施設を作るために土地を開発する人工的な街。一般的には以下の4タイプに分けられる。
- ネバーフット型SC(商圏人口7万人以下)
- コミュニティ型(7〜18万人)
- リージョナル型(18〜50万人)
- スーパーリージョナル型(50〜130万人)
最近は、店舗の大型化、イメージ重視、すぐに退店しないなどの理由から、大手メーカーのSPA業態ばかりになっている。
好調を維持するファッションビル
駅は強制集客要素と呼ばれ、病院、学校、役所などと同様、そこに強制的に人が集まる場所という意味。圧倒的な集客力があるため、今もファッションビルへの出店希望が後を絶たない。