自炊とは、書籍を裁断してスキャンし、デジタルデータに変換することを表す俗語です。
BOOKSCAN にお願いしてみました。
»BOOKSCAN(ブックスキャン) 低価格・書籍スキャンサービス – 大和印刷
BOOKSCAN に本を送ると裁断してスキャンされて、そのデータをダウンロードすることが出来るようになります。
さらに、Amazon などで購入した本を直接 BOOKSCAN に送ることが出来たりもします。「Amazon で購入→BOOKSCAN に送る→データで受け取る」がスムーズに行えるということですね。
いや、そもそも最初からデータで買えればそれが一番いいよね…
仕上がりはというと、やはりベクターデータでもテキストデータでもない、スキャンされた画像データな訳だから、本物の電子書籍とは似て非なるものです。拡大すれば画像が荒れるし、文字のシャープさにも欠けるかな…
サービス内容に「OCRオプション(透明テキスト)」というものがありますが、これは画像データの上にテキストデータを置くというものです。一部認識されていない箇所もありますが、本文などはテキストデータとして取り出せますよ。
無料会員だと、送ってからスキャン開始までに3ヶ月はかかるようです。
プレミアム会員になると当日~1週間以内にデータ化が完了、1ヶ月に50冊分までスキャン可能、「OCRオプション(透明テキスト)」も追加料金なくやってもらえます。
月額9,980円と少々高く感じますが、一旦プレミアム会員になって、持っている本のデータ化がだいたい終わったら無料会員に戻ればいい訳です。
本をデータ化するというビジネスモデルがうんぬんというよりは、とにかく BOOKSCAN 内部の作業効率化がすばらしいですね!
»本を送るとスキャンして電子書籍化してくれる「BOOKSCAN」の裏側を見せてもらいました – GIGAZINE
今回、持っている本の全てをデータ化しようと思ったのですが、たった1つだけデータ化できないものがありました。これ。
印刷用のカラーチャートです。この色を紙に印刷したらどんな感じになるのかなーというのを知るためのサンプルですね。