「Webプロジェクトマネジメント標準」を元に、自分自身が理解しやすいような形で要約メモしておきたいと思います。
リスクをマネジメントする
リスクには、事前に予測できる既知のリスクと予測不能な未知のリスクがあります。- 既知のリスク
例)共有サーバでなぜか正しくアプリケーションが動作しない。 - 未知のリスク
例)担当者が病気でいなくなり、プロジェクトが振り出しに戻ってしまった。
リスク・マネジメントでは、既知のリスクをリストアップします。
次に、現実に発生したときのプロジェクトの影響度の高さ(影響度)と発生確率を軸にして、そのリスクに優先順位をつけます。
優先順位の高いリスクには事前に対策をとります。
- 回避
リスクになりそうな要素をスコープから外す、スケジュールを延期するなど。 - 転嫁
リスクなどを別の事業者に外注する。追加コストが必要になり、二次リスクが発生する可能性もある。 - 軽減
リスクが発生する確率を減らしたり、リスクが発生した際のプロジェクトへの影響を低くする方法です。例えば高いデザイン性を要求される場合には、新規のデザイナーではなく信頼できるデザイナーに依頼したり、デザインチェックの行程をあらかじめ多めに設定しておくなど。