僕がフリーランスになってから営業なり新規打ち合わせに行った件数を少なく見積もっても平均して月2件くらい。月2回×12ヵ月×8年=192回。
営業の人なら本気出せば1ヶ月で越えるような件数かもしれないけれど、営業~打ち合わせ~制作~経理を行うフリーランスって、キャパや継続年数を考えるとこんな感じじゃないかなぁと思います。
社長さんやオーナーさん、それなりの経験を積んだ役職の人たちとお話をさせてもらう中で、すごく良い経験をさせてもらったり、良いエネルギーをもらいます。
どんなことでもさすがに200件以上の経験を積むとみえてくるものがあって、初めて会ってコミュニケーションをとった段階で「この会社は良いエネルギーが満ちあふれているなぁ」とか「きっと良いお付き合いができそう!」とか直感的にわかるものです。
もちろん「うまくいかないからお断りしよう」と思うこともあります。このあたりは相性だと思うので、こちらが感じたことは相手も同じように感じていることがほとんどです。無理して仕事をしてもうまくいくことは少ないというかない。
僕に限らずその業界で10年以上も生きてきた人は、それなりの経験をしてきていますよね。人の行動ってそんなにパターンがあるわけじゃないから、ウソをつかれれば分かるし、この先どうなるかという仕事の流れを読むこともできる。そうやって大人のウソを黙認したり政治的な事情なんかを考慮しながらビジネスの現場を生きているわけですね。
お金持ちには2種類あるよね
きっとお金持ちには2種類あって、自分で何かを成し遂げた人と、もともとお金持ちの人。人それぞれ役割というものがあるのでどちらかを否定するわけじゃないけど、これは似て非なるもの。僕の経験上、前者の方は良くも悪くも魅力的な人が多いと思います。そして「正しいものさし」を持っている共通点があります。
ものごとを極めるほどに洗練されていくというかシンプルになっていく傾向があって、だんだん余計な物を持たなくなっていくのですね。物というのは仕事道具だったり必要な場所、気持ちの面や目的のゴールまでのプロセスです。
人は必ず間違うものではあるけれど、正しいものさしを持った感覚の研ぎ澄まされた人にとっては、狂ったものさしを持った人を見抜くことの正確さに間違いはないと思うのですね。
というお話があったのでここに置いておきますよ。
金持ちと結婚する女